株式会社エリーゼ・コーポレーションの家さがし豆知識

家さがしの い・ろ・は …

☆建物の判断は専門知識がかなり必要とされます。
一般的にはお客様の好みで選り好みされているのが現状じゃないでしょうか。購入者層が年々低年齢化してきている昨今、見た目志向に走っている
傾向が見られます。キレイな家。オシャレな家。あるいはゴージャスな設備に気持ちが魅かれてしまうケースも少なくありません。
どうせ買うなら… と、より良い設備に気がなびくのは仕方ない事ですが、この場合構造の脆弱さを補うために設備で気を引こうとしているケース
もあるので気を付けましょう。
さて、本題ですが部材(材料)をしているか?腕の良い職人さんが造っているか?と言う事になるとなかなか分かりませんよねぇ…
仮に建築中だった場合ですと基礎”土台”梁”柱”と言った躯体部分が見える状況であればそれぞれの施工が丁寧になされているか?
まずはこんなところからではないでしょうか。例えばはめ込む箇所がしっかり奥まではまっているか?中途半端なところでとまっていないか?
あるいは、貼り合わせる部分がきっちり出来ているか?『出隅』『入隅』は分かり易いチェックポイントです。
また、我々業者の間でささやかれているのは現場をキレイにしているか?素朴なことですが、業界でもそんなところが判断の目安になったりして
います。但し、明らかに型落ちの設備を使っていたり、あからさまに見劣りする器具や材料を使用していると嫌になってしまいますよね?
ですから最近の設備仕様に関しては特定した業者が突出してハイグレードであるとか、逸脱してローグレードだと言う事は無く、ほぼ横並び状態
になっていると思います。それ故に各社オリジナリティーを出すのに躍起になっている状況です。これだけハウスメーカーや建築業者がこぞって
新規格や新商品の乱立が続くと飽和状態になってきている感があります。
そろそろ仕様や設備に頼ったハード面ではなく、ソフト面で判断される時期が来ているのではないでしょうか?